Goouuu Mini-S1を使ってみる
ESP8266モジュール(主にESP-12)を利用したDevelopment Boadはいくつかありますが、今回、Goouuu
Mini-S1というボードを入手しましたので紹介します。
写真の様にWeMos D1 Mini(のクローン)と外形は似ていますが、使われているチップはESP8266-S1という珍しいチップで
チップのロゴは昔懐かしいパックマン!!です。

左が「WeMos D1 Mini(互換機)」 右が「Goouuu Mini-S1」

ピン配置もWeMosとは微妙に違っていて、WeMosにはない「EN」のピンが追加されています。
そして最大の違いはFlushのサイズです。
「WeMos D1 Mini」はWinbondのW25Q32(4M)が使われています。

「Goouuu Mini-S1」はBergMicroのBG25Q16(2M)が使われています。

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WeMos
D1 mini
|
Goouuu
Mini-S1 |
ディジタルIO |
11ピン(*1) |
11ピン(*1) |
アナログIO |
1ピン |
1ピン |
3.3V出力 |
1ピン |
1ピン |
5V入力(*3) |
1ピン |
1ピン |
GNDピン |
1ピン |
2ピン |
SDIO I/Fピン |
なし |
なし
|
ENピン |
なし |
あり
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オンチップLED |
あり |
あり
|
オンボードLED |
なし |
あり(フルカラー)
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(*1)以下のピンでLチカできることを確認しました
・GPIO_0
・GPIO_1(*4)
・GPIO_2
・GPIO_3(*4)
・GPIO_4
・GPIO_5
・GPIO_12
・GPIO_13
・GPIO_14
・GPIO_15
・GPIO_16
(*3)ここに5Vを供給すると起動します。USB電源で起動時は4.6から4.7V程度が出力されます。
(*4)GPIO_1(TX)/GPIO_3(RX)をLチカで使うとシリアル通信ができませんが、スケッチの書き込みはできます。
このボードには、オンボードにフルカラーLEDが実装されています。
写真の赤枠の部分がフルカラーLEDです。

GPIO 12/13/14と反転(OFFで点灯、ONで消灯)します。



Arduino-IDEを使ってスケッチを書き込む手順は、WeMosと全く同じです。
WeMos用のスケッチがそのまま使えます。
なお、このボードに搭載されているESP8266-S1は技術基準適合証明等のマーク(通称技適マーク)が交付されていませんので
あくまでも実験レベルと考えてください。